2022年度 講師派遣事業⑤

場所:昭和女子大学附属昭和中学・高等学校

日程:2022年7月23日(土)09:30-12:30

議題:国連気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)

講師:直江薫乃・田部井淳志・阿久澤万里

参加者 13名(中学1年生〜高校1年生の希望者)

【概要】

●講義(9:35-10:15)

【第一部】模擬国連とは

・模擬国連とは

・模擬国連で得られる知識と議題例や身に付けられる力

・模擬国連会議のゴールとは

・会議前に行う準備に関して

【第二部】議題解説

・気候変動に関する国際的枠組みについての解説

・COPでいう先進国・途上国の分け方について

・パリ協定での合意事項について

・論点解説

・企画の流れ

●体験プログラム

・国別準備時間(10:20〜11:00)

参加者の皆様をアメリカ・オーストラリア・サウジアラビア・中国・ツバル・ナイジェリア・日本の7ヶ国に担当を分け ました。配布したスタンスペーパーを基に自国の主張をより説得性の高いものにしていただくため、各国に分か れ議論に向け、準備をしていただきました。

・議論(11:05〜12:05)

-全体議論①

すべての大使が着席した状態での全体討議にて、大論点1・2の主張とその根拠について発表していただきま した。

-自由交渉

全体議論を基に各国が持つ利益を達成するため、「温室効果ガスの削減に向け、誰がどうやって削減していく のか」「削減に向けて必要な技術や資金の援助は誰が行うのか」といったことを他国と交渉し、議論の落とし所 を見つけてもらいました。

-全体議論②

自由交渉を踏まえ、各国から出た意見を共有し、決議案の作成にあたりました。決議案の文言は以下の通り です。

大論点1:先進国と中国が多く排出しているからそれらの国が削減すべきだ。

大論点2:先進国と中国が資金・技術援助をすべきだ。途上国は支援してもらう代わりに自国の削減目標や資金 してもらうものの用途を提示すべきだ。

-投票

全体議論②を踏まえた投票はロールコール形式(一ヵ国ずつ投票する形式)を取り、全ての国の賛成により、決 議案から決議として採択されました。

・講評、閉会(12:05〜12:20)

【講師からのコメント】

模擬国連が初めての方が多い中、講義の部分で真剣に話を聞いてくださる様子を見て模擬国連に興味を持っ てくださってることが伝わってきました。また今回の議題であるCOP21は将来の自分たちにも大きく関わることも あり、プログラム全体を通して「自分事」として捉えてくれている方が多い印象を受けました。国別準備時間で は、講師の想定以上にリサーチに取り組んでいる様子をみて感心しました。全体議論では、各国が準備した意 見を発言していただきましたが、主張を裏付ける具体的な数字を出しているなど活発な議論が行われたことは、 講師としても嬉しく思います。自由交渉でも1国の大使として中学生と高校生が交渉している様子を見て感心し ました。

担当教員である木村先生・藤原先生の御協力をはじめ、他の講師陣、意欲的で素晴らしい参加者の皆様によ り、よい企画になったことはもちろん、今回の経験が皆様の糧になれば幸いです。(直江)

【参加者からのコメント】

・「初めてだったのですが分かりやすく1から行なってくださりいろいろな国の立場からの意見を聞 くことができ楽しかったです。」(アメリカ担当)

・「環境問題という身近な問題を様々な立場になって、様々な国の大使さんと 話せて楽しかった 。」(ツバル担当)

・「話し合いができて、自分と意見が違う人と話すことで理解が深まったこと、色々な国のお金や 情勢を踏まえた上で、人のことを考えながら話せたことが良かった」

(オーストラリア担当)

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講師派遣事業に関するお問い合わせ・ご相談→日本模擬国連 事業担当:pr@jmun.org

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