事業概要
模擬国連会議全米大会日本代表団派遣事業（通称：全米団）は、毎年ニューヨークにおいて開催される模擬国連会議全米大会（NMUN: National Model United Nations Conference）に日本からの代表団を送る事業であり、日本模擬国連の主催事業のひとつです。当事業では、企画立案、準備から実行まですべて学生が中心となって行っています。元国連難民高等弁務官の緒方貞子氏による鞭撻の下、国連日本政府代表部大使である星野俊也氏をはじめとするメンバーが1984年に初めて代表団が派遣されました。それ以来、絶えることなく続く歴史ある事業となっています。また、日本における模擬国連活動は全国的な広がりを見せており、当事業もその発展に貢献してきました。
当事業は国際問題の社会的認知の促進、模擬国連活動の発展、及び国際社会において活躍する人材の育成という三つを事業運営の目的とし、団員育成プログラム（DDP）、渡米、事業運営を大きな軸として活動しています。活動ごとの詳細に関しては、全米団ホームページ（https://nmun-jpn.jimdo.com/）にてまとめてありますので、是非ご参照ください。
代表挨拶
皆様、こんにちは。
模擬国連会議全米大会第42代日本代表派遣事業運営局にて運営統括及びに団長を務めさせていただくことになりました、早稲田大学政治経済学部国際政治経済学科1年の藤原碧海（ふじはらあおみ）と申します。
いま、私たちは歴史の転換機にいます。デモクラシーがあらゆる地域で揺らぎを見せている国際情勢に加えて、経済格差や環境問題が深刻化しており、全人類に影響を与えています。そんな国際社会で、私たちは今何ができるのでしょうか？大学生のうちにできることは何でしょうか？そんな問いをかけ続けた結果、私は弊事業に辿り着きました。国際問題について、自分とは違うバックグラウンドをもつ人々と一緒に解決策を練る。そんな体験ができることはとても貴重であり、弊事業の魅力のひとつであります。
1984年に初めて代表団が派遣されてから40年。その歴史を背景に、弊事業は多大なる知的財産を抱えており、今まで絶え間なく発展し続けてきました。
そんな弊事業にこれまで関わってくださった皆さまの「想い」を受け継ぎながら革新し、そして次の世代へバトンを渡すことが私たち運営局員の使命であると考えています。第42代運営局は、その使命を成し遂げるために必要な目標を共有しました。”Colorful Threads to Weave a Radiant Future – 明るい未来を紡ぐ色とりどりの糸”は、その目標をいつでも思い返すことができるような軸となる、第42代運営局の運営コンセプトです。カラフルな糸のように、一人一人多様なバックグラウンドや目標を持つメンバーが集まり協力しながら、これからの弊事業にとってもメンバー自身にとっても、明るく彩り豊かな未来を紡いでいこうという意味が込められています。派遣団員をサポートする側である運営局員になった今、私たちは弊事業の長い歴史の一部としてみなさんと共に新たな章を刻んでいく覚悟です。
最後になりましたが、日頃から当事業へのご理解とご協力を賜っている皆さまにこの場をお借りして改めて厚く御礼申し上げます。
引き続き、皆様の変わらぬご理解とご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
模擬国連会議全米大会第42代日本代表団派遣事業運営局
運営統括・団長
藤原 碧海
HP・SNS
全米団HP：http://nmun-jpn.jimdo.com/
NMUN HP：http://www.nmun.org/
Twitter: https://twitter.com/japanmun_nmun?s=21&t=oDKKGSzeLc2wQm6vmrouLg
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