事業紹介 – 関西大会(KMUNC)

事業概要

 模擬国連会議関西大会(KMUNC)は毎年8月に開催される、日本最大規模の模擬国連大会です。今年で23回目の開催となり、8月21日〜8月23日に神戸にて行います。本大会は、4つの全国大会のうち年度の中で最も早く開催される全国大会であり、関西だけでなく、日本全国から例年約250名程度の参加者が集まります。本大会は、多種多様な議題を取り扱った6つの会議を設置し、すべての参加者に「次なる景色への挑戦の場」を一貫して提供してまいりました。

代表挨拶

 模擬国連会議関西大会は、日本模擬国連(JMUN)の主催する4つの全国大会のうちの1つであり、多くの方のご理解とご支援のもと2023年は23回目の開催にあたります。毎年、全国から志ある学生が集結し、夏の神戸にて白熱した議論・交渉を繰り広げます。模擬国連は「知の総合格闘技」と称される通り、参加者は大会に向けて準備を重ねることで、より高いレベルの理論を展開するとともに、大会当日はこれに応えることで、参加者同士の切磋琢磨が期待されるのです。そうして実現される、国際意識や自己成長意欲、歴史観の醸成は、大学模擬国連の特徴の一つと言えます。

 そんな模擬国連を日本最大規模で開催する本大会は、さまざまなバックグラウンドを持つ参加者同士の交流が生まれる貴重な場でもあります。学部や学年はもちろん、各研究会・支部間の交流を深める機能を強化するべく、第23回関西大会では4年ぶりの立食式レセプションを実現する運びとなりました。刻々と変化する情勢への対応はもちろん、現在に至るまで積み上げられてきた伝統と、新しい時代に向けた変革を見据え、柔軟かつ確実な運営に邁進してまいります。

 昨年の第22回大会では、様々な制約のもと大会を成功へと導くことができました。これはひとえに、参加者をはじめとする関係者の皆さまのご協力あってのものだと考えております。第23回大会では、引き続き社会と時代の要請に応じつつ、コロナ禍以前の第19回大会のような完全な形での開催を目指して、事務局として検討を重ねているところです。参加者の皆さんには快適で実力を発揮できるような環境を提供できるよう、引き続きご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

 最後になりますが、不思議なご縁と貴重な機会に恵まれ、20名を超える過去最大規模の事務局を束ねる事務総長となり、その責務を重く受け止めております。大会成功に向けて、事務局一丸となって取り組んでまいります。変化の早い社会情勢の中で、関西大会が全国の模擬国連プレイヤーにとって目指すところとなるよう尽力する所存です。参加者にとって有意義で、思い出に残るような関西大会になるよう、参加者や関係者の皆さんとともに作り上げていきたいと考えております。今後も、本活動ならびに本大会へのご理解とご支援を賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。

第23回模擬国連会議関西大会事務局事務総長
立命館大学産業社会学部3年
小野 雅崇

 

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