事業紹介 – 全日本大会(AJMUN)

事業紹介

模擬国連会議全日本大会(AJMUN)は毎年年末に東京で開催される模擬国連大会です。全日本大会は、全国から約200名の参加者を募り、多種多様な議題に分かれて会議を行う国内最大規模を誇る模擬国連大会です。日本最大規模の模擬国連大会として、グローバル社会で活躍することのできる人材の輩出に貢献しています。高校生を含む多くの参加者がおり、国内最大級の大会という枠に留まらず、日本を代表できるような模擬国連大会にステップアップし、より多様な価値観を知ることができる大会を目指しています。

代表挨拶

はじめまして、第38回模擬国連会議全日本大会にて事務総長を務めます、佐藤はるかと申します。

模擬国連は、参加者が一国の大使として日本とは異なる立場や価値観にたち、多文化社会における対話を重ねながら多国間外交の実践に取り組みます。議論においては、自国の国益を主張するのみならず、他国の主張に耳を傾け、国益とは異なる軸で存在する政治的妥協点や合意形成の可能性についても思考することが求められます。このような会議行動を通じて現代の国際社会が直面する諸問題への理解を広めるほか、複雑に絡み合う国際情勢への多角的な視点が養われています。また、本大会では、特に国際問題や外交に強い関心を持つ学生が全国から集い、先輩から後輩へと知見や経験が共有される場でもあります。参加者同士が積極的に意見を交換し、違いに刺激を受けながら議論を深める環境は、大会期間にとどまらず、将来それぞれが社会の異なる分野で活躍する際にも、相互理解と協働の基盤となることが期待されます。

本大会のコンセプト「やがて、肯ける道へ。」には、参加者の皆様がこれまでの模擬国連で積み重ねてきた経験を、改めて見つめ直す機会にしてほしいという願いを込めています。模擬国連は、必ずしも努力がそのまま結果に結びつく場ではありません。たくさん準備をしても思うように発言できなかったり、悔しい思いをしたり、自分の力不足を感じたりする瞬間もあります。しかし、そうした迷いや試行錯誤も、時間を置いて振り返ったときには、自分の価値観や進路を形作る大切な経験になっているのではないでしょうか。本大会が、単に模擬国連を「うまくやる」ための場にとどまらず、「なぜ自分はここまで模擬国連を続けてきたのか」「この経験を経て、これからどのような道を歩んでいきたいのか」と向き合う節目となることを願い、このコンセプトを設定しました。

我々事務局は、運営体制や組織としての質の向上に一層取り組むとともに、本大会の意義や学生による知的な挑戦を、より広く社会に発信していくことを重視しております。模擬国連を通じて育まれる学びが、社会との接点をもち、次世代を担う人材の成長につながるよう、継続的な改善と挑戦を続けていきます。これまで本大会の開催を支えてくださった財団・企業・公園団体の皆様に、改めて深く感謝を申し上げます。皆様からのご支援は、学生が安心して議論に集中できる環境を支えるとともに、本大会の継続的な発展に不可欠なものです。今後とも、本大会の趣旨と取り組みにご理解を賜り、引き続きのご支援を心よりお願い申し上げます。

第 38 回模擬国連会議全日本大会事務局事務総長

国際基督教大学 教養学部 アーツ・サイエンス学科 3年

佐藤はるか

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