早稲田研究会

代表挨拶

 

 こんにちは。日本模擬国連早稲田研究会41期会長の松本奎です。

 僕たち早稲田研究会、通称「わせけん」は、毎週火曜日の午後(19時〜20時)、早稲田大学の学生会館及び周辺施設にて通常活動を行っています。また、年に6回研究会主催の会議も開催しています。あわせて、夏の遊び合宿をはじめとするイベントにも力を入れています。

 模擬国連、と聞くと敷居の高さを感じられるのではないでしょうか。それは当然のことで、一国の利益を把握し、歴史の中に位置づけ、他国間での価値ある合意を図っていくというちょっとした誇大妄想を、簡単に取り扱えるものだと勘違いする方は危険です。しかし、その一見するととっつきにくい印象にもかかわらず、わせけんは41年間その活動を継続させ、今でもたくさんの人にとっての居場所になっています。

 模擬国連という営みだけをとっても、わせけんに人が集まってくれる理由を列挙することはできます。考えられる限りで最大の多元性をアクターに持たせられる仮想議論であること、一国の文化から政治までを研究する機会となること、あくまで国民国家を脱し切れないが故に国家について考え抜く鍵を得られること、洗練された競技性、というように、あなたの知的関心を十分に満たしうる要素が必ずあるはずです。しかし、わせけんが伝統あるサークルとなり、僕たち41期自身が昨年新歓を受け、参加するようになっている最大の理由は、それだけに尽きない。すなわち、営みを包含する場の魅力が大きいように思います。

 説明を試みてみます。いま同期ひとりひとりを思い浮かべてみると、模擬国連をラディカルに捉える人から、模擬国連そのものへの思い入れはそれほどなくとも友達との居場所になっているから参加する人まで、そのあり方は多様です。事務的に見ても、わせけんは単なる早稲田大学の公認サークルではなく、他大学の学生も所属するインカレサークルでもあります。兼サーをしている人も多く、男女比はほとんど一対一で、2年生の入会も少なくありません。

 この多元性をもたらしているのは、わせけんに培われてきた場の雰囲気だと思います。いわゆる「学術系サークル」では薄くなりがちなコミュニティとしての魅力がそれを裏打ちしています。新歓期はもちろん、さまざまな会議やイベント、週一回の通常活動や部室での日々を経て、同期や先輩とどんどん親しくなっていくことでしょう。あくまで友人同士であるからこそ、良質な議論環境が保たれます。大使を模擬した極地で、自分に立ち帰ることもあります。

 戦争は人の心の中から生まれるものであるから、人の心の中に平和の砦を築かなければならない、とUNESCO憲章前文に書かれていることを思い出します。

 楽しい時間をともにできる友人と、世界の人々の過去・現在・未来の現実と理想について話す。そうした大学生活も悪くないんじゃないかな、なんて思っています。

 少しでもわせけんに興味をもっていただけたら、是非1度訪れてくださると幸いです。41期一同、心より歓迎致します。

早稲田研究会第41期会長
早稲田大学政治経済学部政治学科2年
松本 奎

活動場所・日時

場所:早稲田大学戸山キャンパス学生会館・及び周辺施設
日時:毎週火曜日、19時頃〜20時頃

HP/SNS

・HP:http://waseken.com
・Twitter:@munw_waseda (https://twitter.com/munw_waseda)
・Instagram:@munw_waseda (https://www.instagram.com/munw_waseda/)
・Facebook:@mun.waseda (https://ja-jp.facebook.com/mun.waseda/)

イベント情報

  • 新歓:たくさんのイベントを開催しています!SNSでご確認ください!!
  • 春の一日体験会議 @国立オリンピック記念青少年総合センター:2023年4月9日,16日
  • 新歓会議 @国立オリンピック記念青少年総合センター:2023年5月13日,14日
  • 前期会議 @八王子セミナーハウス:2023年6月24日,25日
  • 秋会議 @国立オリンピック記念青少年総合センター:2023年9月16日,17日
  • 後期会議 @国立オリンピック記念青少年総合センター:2023年12月2日,3日

所属大学

早稲田大学・学習院大学・日本女子大学・中央大学など

トップへ戻る