会議の選び方

このページでは「会議詳細のページを見ても、どの会議に参加すればいいか分からない!」と迷っている皆さんに対して、会議選びのヒントを提供しています。

当大会で開催される7つの会議を、「初心者の方に向いているかどうか」、「一般的な模擬国連会議とかけ離れているかどうか」、「扱う年代が新しいかどうか」、「文言交渉がメインとなるかどうか」の4つの軸で比較して、それぞれの軸の上に配置してみました。ぜひ参考にしてみてください。

なお、4つの軸で用いられている略称は、以下のようにそれぞれの会議を表しています。
「CBD」:遺伝資源へのアクセスと利益配分を議題とした会議
「Geneva」:シリアの和平交渉を議題とした会議
「第6委員会」:国際機構及びその人員の違法行為を議題とした会議
「人権委員会」:表現の自由を議題とした会議
「安保理」:イスラム国への対応を議題とした会議
「EC」:コペンハーゲン基準の策定を議題とした会議
「HABITAT」:Urban Planning for Slum towards SDGsを議題とした会議

軸① 初心者の方に向いているかどうか

7つの会議がどの程度初心者の方に向いているかどうかを指標として比較してみました。
参加会議を選ぶ参考にする際には、2つの観点からご覧になっていただきたいと思います。

観点1 幅が広いかどうか
下の図において幅が広く取られている会議は、多様な参加者で構成されることが想定されます。一方で幅が狭い会議では、模擬国連に関して似通った境遇の参加者が集まることが想定され、その中で切磋琢磨することができます。

観点2 左右のどちらに寄っているか
下の図において左に寄っている会議ほど、サポートがより充実しているなど、初心者の方でも安心して参加できる会議となっています。右に寄っている会議ほど、議題の難しさなどの影響から、上級者が多く参加することが想定される会議です。

軸A

軸② 一般的な模擬国連会議とかけ離れているかどうか

日本模擬国連の研究会や支部の活動で普段行われているような、スタンダードな模擬国連会議とどれほどかけ離れているかを指標として比較してみました。

普段の会議との乖離度が高い会議(高で表示)
この大会特有の会議を体験できます。一風変わった会議を体験してみたいという冒険心をお持ちの方におすすめです。

普段の会議との乖離度が低い会議(低で表示)
スタンダードな会議を体験できます。普段の模擬国連活動に比較的近い環境の下で、全国大会を経験したい方におすすめです。

軸B

軸③ 扱う年代が新しいかどうか

模擬する会議が実際に開催された年代を指標として比較してみました。

年代が新しい会議(新で表示)
会議の結果やそれが国際社会に及ぼす影響を調べにくいです。あらかじめ知ることのできない帰結を、自らの手で導きたい方におすすめです。

年代が古い会議(古で表示)
会議の結果やそれが国際社会に及ぼした影響に関する分析が充実しており、帰結を深く考察することができます。現実の会議での反省点を学んだうえで会議に参加したい方におすすめです。

軸C

軸④ 文言交渉がメインとなるかどうか

会議において成果文書の内容の検討、すなわち文言交渉が会議においてどの程度メインの作業となるかを指標として比較してみました。

文言交渉がメインとなる度合が高い会議(高で表示)
成果文書の内容の細部を詰めることに集中することができます。文言交渉にじっくりと時間をかけられるので、充実した成果文書の作成に没頭したい方におすすめです。

文言交渉がメインとなる度合が低い会議(低で表示)
クライシスへの対応やどのように議論を進めていくかに関する議論など、文言交渉以外の行動も要求されます。もちろん一般的な会議のように文言交渉も行いますが、それだけでなく様々な会議行動に取り組んで、会議を全般的に楽しみたい方におすすめです。

軸D