2025年度講師派遣事業②

場所:宇都宮文星女子高等学校(栃木RYLAセミナー)

日程:2025年6月8日(日) 8:45-16:00

議題:国際移住と開発

講師:宮澤佑奈、永水大智、奥田俊平

参加者:栃木県内高校の1-3年生

【概要】

・模擬国連講義(8:45-9:10)

講師紹介後、模擬国連の概要を講義形式で説明

・議題解説(9:10-9:30)

講義形式で議題(国際移住と開発)を説明 

・会議準備(9:30-10:30)

議題解説書、スタンスペーパーの情報を基に担当国の国益設定、政策立案、交渉戦略検討を体験

・会議体験(10:45-15:20)

各国の主張を聞き、質疑応答を行うモデ(着席討議)と自由交渉を行うアンモデ(非着席討議)を行い、決議案を提出

・レビュー(15:20-15:50)

採択された決議案が実際の国連総会で採択されていた場合の国際社会への影響を検討

【講師コメント】

昨年度に引き続き、栃木RYLA委員会様主催のセミナーにて、高校生を対象とした模擬国連会議を実施させていただきました。今回は、「非正規移民への対応」と「移民統合のための言語・文化支援」という2つの論点を設定し、それぞれの課題に対する政策立案を体験していただきました。参加者の皆様は、担当国の立場や背景を深くを考え、国連の場でどのような政策を提案すべきか真摯に検討され、活発な議論を交わされており、大変感銘を受けました。交渉は2か国間の対話から始まり、徐々に立場や利害の近い国々がグループを形成し、政策をまとめ上げていく過程では、皆様が終始紳士的な態度で交渉に臨み、最後まで粘り強く議論を続けられていたことがとても印象的でした。本事業が、参加者の皆様にとって普段とは異なる視点から国際問題を捉え、また課題解決に向けた手段を学ぶ機会となっておりましたら幸いです。最後になりますが、事業開催にあたり多大なるご尽力とご協力を賜りました栃木RYLA委員会の皆様、そしてご参加いただいた皆様に心より御礼申し上げます。

【参加者の皆さんからのコメント】

・国際的な問題にはもともと興味があったので、改めて社会的な問題を身近に捉えることができ、非常に有意義な時間になったと思います。(Aさん)

・一対一では合意が得られても複数国集まると意見が異なり、案を出せなかったりして難しかったですが、他の国と折り合いをつけながら合意形成をしていくのが楽しかったです。(Bさん)

・今まで詳しく知らなかった国について、0から学ぶことが難しかった。意見があっている国、違ってる国を見極め、意見の合致をさせるのが難しかったけれど、合致したときに達成感があり楽しかった。(Cさん)

講師派遣事業に関するお問い合わせ・ご相談 →日本模擬国連 事業担当:project.jmun @gmail.com

2025年度講師派遣事業②

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

トップへ戻る