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国立研究会について

基本情報

 国立研究会・通称「くにけん」は日本模擬国連関東事務局に所属する研究会で、毎週水曜日17:00〜19:00に活動しています。活動には主に一橋大学を利用しています。

 活動場所の一橋大学の学生はもちろん、近隣の東京外国語大学・中央大学・国際基督教大学・東京学芸大学・津田塾大学などの学生が参加しています。

代表挨拶

皆さん、こんにちは。
2015年度、日本模擬国連国立研究会の会長を務めます佐々木勇太と申します。

まずは模擬国連という活動のことをあまりよく知らない方はほとんどだと思うのでここで軽く説明させていただきますね。模擬国連とは国際連盟が設立されてから3年後にハーバード大学で始まった活動です。二次大戦後に国際連合が設立したのと同時に模擬国際連合が創設されます。現在日本では関東五研(国立・駒場・日吉・早稲田・四ツ谷)、関西、九州、北陸、と全国規模で活動が展開されています。

模擬国連の活動とは、簡単に説明すると学生一人一人が各国の大使として国際会議をシミュレートすることです。扱う議題はそれこそ「国際問題」と呼ばれるものでその種類は実に多岐に渡ります。シミュレートなので過去の会議であってもその再現を目指す必要はありません。そもそも会議の設定も様々なので過去の会議に限らず未来設定の会議や、空想の設定で行われる会議も存在します。

模擬国連には実に様々な学生が携わっています。なぜこんなにも多くの学生がこのような活動に従事しているのでしょうか。僕は模擬国連という活動が他のサークル活動よりも特殊であることを自信を持って言うことができます。多くの学生がこの特殊性に惹かれて模擬国連という活動を続けているのです。

ではどのように特殊なのでしょうか。模擬国連には定まった活動目的がないのです。テニスサークルはテニスをするためのサークルです。漫画研究会は漫画を研究したり実際に描いたりするためのサークルです。しかし模擬国連は国連を模擬するための活動ではないのです。上で模擬国連の概要を簡単に説明しましたが、不思議に思った点はありませんでしたか?模擬国連では空想の設定や、過去とは異なる設定で会議を行うことが少なくありません。もし国連を模擬するのが目的ならばこのような設定で会議をしたりはしないのです。
もちろん模擬国連に目的がないわけではありません。絶対的な目的が存在せず、一人一人がそれぞれの目的を見出してゆくことになります。想像しにくいかもしれませんがこの活動には多くの要素が含まれています。議題を調べる、問題の解決法を考える、他者の言動を予測する、主張を論理的に伝える、相手を説得する、など挙げたらキリがありません。このようなプロセスを経て参加者それぞれが自分の限界と可能性を実感することになります。そしてこれらの能力は決して模擬国連においてのみ利用できるものではありません。「他者と問題に取り組む」という全ての場面に効果を発揮します。このような場面が現代においていかに多いかは説明は不要でしょう。

国立研究会ではこのような模擬国連活動に加えて、この通常活動とは全く関係のない遊びも充実しています。今年はお花見からバーベキュー、花火に海に観光旅行ととりあえずリア充っぽいことは一通りしました。真面目すぎるのではないのかと心配している人は安心してください。国立研究会は会議も遊びも両立を心掛けています。

模擬国連の魅力は文章ではなかなか伝わりにくいものがあります。もし少しでも興味がありましたら是非実際に一度活動に足を運んでみてください。時期を問わずいつでも大歓迎いたします。

国立研究会一同、お待ちしております。

副会長挨拶

新入生のみなさま、こんにちは。
日本模擬国連国立研究会33期副会長を務めます、国際基督教大学教養学部2年の生田志織と申します。

あなたは今、ほんの少しだけ?それともめちゃくちゃ?模擬国連、もしくは国立研究会(くにけん)に興味をもってこのHPを開きました。そんなあなたに私が言いたいことはただ一つ。

くにけんに入り模擬国連をするということは、新たな「世界」の中に身を置き生きるということである。

抽象的ですね、説明します。
模擬国連とはある国際問題についてある国の大使になりきって(議場=国連)でスピーチをし、他の国の大使と交渉をし、自国の国益を守りつつその国際問題に対してなんらかの対応策…決議を作成する、という活動です。これら一連の流れを会議と呼んでいるのですが、くにけんでは毎週水曜日の活動と年数回の合宿で会議をしたりそのための勉強会をしたりしています。あと、旅行とかピクニックとかBBQなど遊び企画もたくさんです。

そんなくにけんに入ることが何故「世界」の広がりにつながるのか。

まずは、人との出会いを通じての「世界」の広がり。
くにけんは主に六つの大学の学生によって構成されるインカレサークルです。それだけではなく、東大や早稲田など他の大学の模擬国連をやっている人たち(もぎこっかー)と交流する機会も頻繁にあります。さらに、全国大会にでれば日本中のもぎこっかー、世界大会に出れば世界中のもぎこっかーとつながることができます。

次に、議題を通じての「世界」の広がり。
核軍縮や難民問題、国連改革など様々な国際問題を話し合うことで今までなかった知識の獲得、新たな興味の発見を得て世界が広がります。

最後に、文字通りの「世界」の広がり。
様々な国の大使になりきる中でその国の情勢や国民感情など様々なことをインプットすると同時にアウトプットすることになります。母国以外の国の目線から国際問題を考える機会なんてなかなかないですよね…(日本人)としての価値観を飛び越える感覚が得られます。しかもくにけんでは外大の学生が自分が専攻している言語でスピーチをしたりその国の民族衣装を着て会議をしているなど、日本中のどの模擬国連団体よりも国際性が豊かだと思います!

…どうですか?わくわくしませんか?このようにくにけんの活動を通じて広がる「世界」。今まで自分が生きてきた世界の狭さに不満を感じてきたor大学で全く新しいことをしたいorなんとなく今の自分にもやもや感を抱いているそこのあなた!
あなたは今、模擬国連国立研究会のHPを見ています。そして模擬国連が持つ大きな可能性を知りました。これを人生の転機とみて活かすかどうかはあなた次第。
国立研究会一同、次の水曜日に一橋大学であなたに会えることを心から楽しみにしています




みなさまこんにちは。国立研究会第33期副会長を務めます、大野倖汰と申します。

みなさまは、模擬国連という言葉を聞いて、どのようなイメージを持つでしょうか。難しそう、堅苦しそう、具体的にどんな活動なのかよく分からない、そのように思うかもしれません。確かに、プロシージャー、つまり模擬国連上のルールは複雑だし、あまり馴染みのない議題の下で会議を進めることも少なくありません。しかしながら、実際には会議の準備として毎回異なったコンテンツの勉強会を行っていますし、様々な場面で先輩方が後輩をサポートしたりわからないところを教えたりしてくれます。自分も含めて、大学生になってから模擬国連を始めた人が大多数です。決して敷居が高いわけではないですよ。このような、これまでのくにけんを引き継いで、後輩達が楽しんで活動できるよう、会長をサポートしながら運営をがんばっていきます。

このサークルは、一橋大学、東京外国語大学、津田塾大学、国際基督教大学、中央大学などなど、様々な大学の人が所属しています。それだけに、様々な意見を持った人がいて、自分にはない意見や視点に触れ合うことができる、またそのような友人と、自分の興味のある国際問題について本気で意見をぶつけ合うことができる、というのがこのサークルでの大きな魅力の1つであると、僕は考えています。

真面目な話が続いてしまいましたが、くにけんは遊び企画も充実しています!海、箱根、日光、スペインのお祭りイベントなどなど様々な場所にいきました!また、毎回の活動の後にはみんなでご飯を食べに行きますし、決して真面目だけのサークルではないです。また、他の研究会との交流も行われていて、そこでも楽しい企画があります。

大学の講義とは一味違った学習、様々な人との交流、楽しい遊び企画を用意しています。少しでも興味を持って下さったら幸いです。そのような方々を、アットホームなくにけんは心より歓迎します!