


場所:鳥取県立米子東高等学校
日程:2025年8月21日(木) 13:15~15:15
議題:COP21
講師:宮澤佑奈
参加者:鳥取県立米子東高等学校の教員の皆様
【概要】
・講義(13:15-13:45)
模擬国連の概要及びその教育的価値を講義形式で説明した後、体験会議の議題説明
・会議準備(13:45-14:00)
議題解説書及びスタンスペーパーの情報を基に担当国のスタンスを確認し、交渉戦略を検討
・体験会議(14:00-15:00)
アンモデ(非着席討議)による交渉の後、コンセンサスにて決議案を採択
・講義(15:00-15:15)
今後の模擬国連導入に向けて
【講師コメント】
鳥取県立米子東高等学校の教員の皆様を対象に、模擬国連の講義及び体験会を実施させていただきました。
今回は、10年前の会議である気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21/パリ協定)の会議をテーマに、「気温上昇の数値目標」と「排出目標の責任を負う主体」の2つの論点を設定し、議論を体験していただきました。先生方は、担当国の立場や背景を深くを考え、国際社会としての問題解決と国益の追求のバランスをとりながら、活発な議論を交わされており、大変感銘を受けました。交渉はグループ内での調整から始まり、徐々に立場や利害の近い国々がグループを形成しておりました。議論をまとめ上げていく過程では、皆様が終始論理的かつ紳士的な態度で交渉に臨み、最後まで粘り強く議論を続けられていたことがとても印象的でした。今後の校内での模擬国連の実施に向け、本事業が模擬国連の概要や教育的価値を知る機会となっておりましたら幸いです。
最後になりますが、事業開催にあたり多大なるご尽力とご協力を賜りました鳥取県立米子東高等学校の皆様、そしてご参加いただいた皆様に心より御礼申し上げます。
講師派遣事業に関するお問い合わせ・ご相談 →日本模擬国連 事業担当:project.jmun @gmail.com