代表挨拶

JMUN2015pres.
皆さんこんにちは。
2015年度日本模擬国連代表を務めます藤原雄太と申します。

「模擬国連って何をするの?」と大学の友達や社会人の方に聞かれることが度々あります。
模擬国連は各々が一国の大使に扮して、国連をはじめとする国際会議をシミュレート(模擬)する活動です。
1923年、ハーバード大学における模擬国際連盟の開催を起源としており、現在では世界70か国以上の高校や大学で行われています。
日本においては、1983年、当時上智大学の教授であった緒方貞子(元国連難民高等弁務官)顧問の下、現在の日本模擬国連(通称:JMUN)の母体となる、最初の模擬国連団体が発足いたしました。

現在、日本模擬国連では、全国各地で行われている各大学でのサークル活動、日本国内で行われる全国大会事業や模擬国連会議全米大会(NMUN)への派遣事業の主催、高校模擬国連全国大会の運営協力、海外模擬国連団体との連携、模擬国連の普及活動等の活動をしており、日本における模擬国連活動を統括している団体となっております。

さて、近年東アジアの安全保障問題、環太平洋経済連携協定(TPP)交渉など、国際交渉、国際会議の重要性がますます認識されつつあるように思います。そのような場では、多様な考え方や様々な利害を考慮し、調整することが求められます。このようなグローバル社会において活躍できる人材を育成し輩出することが、日本模擬国連の目的です。

模擬国連活動を通じて得られるものは、国際問題に関する知識や、国内外の人々との交流のみではなく、問題解決のための多角的・論理的な視点、スピーチ、交渉を含むコミュニケーション能力など、多岐にわたります。これらはどれも、人が社会の中で仕事や人と接する際に重要となる能力で、模擬国連会議への参加のみならず、会議設計やサークル運営を通じても培われるものです。
こうしたことから、日本模擬国連のOB・OGは、国連や国際機関等の外交分野や大学、大学院等の教育分野はもちろんのこと、金融業界や、IT業界、メディア業界など様々な舞台で活躍されております。
このような模擬国連活動の意義や教育的価値をより大きくし、普及するため、日本模擬国連では、全国各地の大学にて活動している研究会・支部に加え、それらを超えた活動の場として様々な事業を展開しています。

ここ数年、日本においても模擬国連がメディアでの報道で取り上げられる機会が多くなってまいりましたが、国内における模擬国連活動やその理念の発信と普及、社会との連携はまだまだ不十分であると感じております。冒頭に申しあげた通り「模擬国連って何をするの?」ではなく、「模擬国連で何を議論したの?」と聞かれることが主流となるよう、私たち、日本模擬国連では国内における模擬国連活動やその理念、価値の発信と普及、社会との連携を積極的に行っていく所存です。

学生の皆さんのますますの参加をお待ちするとともに、国際機関の方や企業の方、高等学校等、活動にご関心いただける全ての方々との協力を図ってまいりたいと思います。
よろしくお願いいたします。


2015年度 日本模擬国連代表
慶應義塾大学商学部3年 藤原 雄太





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