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高校生のための模擬国連活動

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全日本高校模擬国連大会


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Global Classrooms in Japan 2007

  • スタディプラン

この度、初めて模擬国連に取り組む学生でも細かいルールにつまづくことなく議論に集中できるように、大会前の1ヶ月間に渡りウェブ上でスタディプランを配信しました。スタディプランでは、模擬国連会議の議事進行上のルールの紹介に引き続き、文書(決議案や作業文書)作成の方法を紹介しました。

  • 議題紹介

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「気候変動に関する国際社会の将来的取り組み」
"International Action Against Climate Change"

国連で討議されている数ある議題のうち、気候変動問題を今回の議題としました。議題設定の際、メディアなどでもよく報道されており高校生にも馴染みやすいという点と、京都議定書以降の国際目標を決めることが期待されているCOP13が年末に開催されるという時宜を考慮しました。

なお、議論があまりに専門的にならないように、模擬会議の設定としてはジェネラルな国際目標や国際公約を話し合う場である国際連合における議論としました。

  • 会議の流れ

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会議序盤は、各国スムースに公式発言と作業文書を使い分けながら自国の立場や政策を表明していきました。その後、政策の近い国同士で決議案作成のためのグループが形成されました。決議案作成にかける時間が限られている中で、事前に考えていた政策を持ち寄って結果的に9つの決議案が提出されました。

議場全体が京都議定書以後の枠組みというよりは、今後気候変動に不随して発生するおそれのある水不足や島嶼の沈没、砂漠化などの各論について自国の存続を確保するための訴えが決議案に反映されていました。

2日目には初日に提出された決議案をもとに異なるグループの説得や支持する国の確保に奔走する姿が見られました。会議終盤になると、一部の決議案で一本化(二つの異なる決議案を一つにまとめる作業)がなされたりするなど、前向きな交渉の成果が見られました。全体的な議論の構図としては、気候変動からの自国の安全保障を求める島嶼国や途上国といった環境の変化に脆弱な国が対策を求めるのに対して、資金等の供与サイドである先進国が要求に基金や技術などでいかに応えていくのかが問われた会議だったと言えます。

  • 決議

決議は1日目に9つの決議案が提出され、2日目の議論を経て最終的に7つの修正案が提出されました。全体的に、気候変動に付随する水不足、砂漠化、水位上昇等の環境問題に対して途上国など脆弱な国が適応していくために国際的にどのような取り組みが可能かが表れた決議だったといえます。

  • 決議への評価

上にも述べました通り、提出された決議案には熱帯雨林や水問題など各論についての言及は非常に多かった反面、京都議定書以後の枠組みへの途上国の参加問題や罰則規定の問題などは会議中の議論の中では出てきても文言にはなっていないか、あっても議場全体を巻き込む論争にはなりませんでした。しかし、1対1の交渉の場面を見ている限りでは相当に内容のある議論が展開されてもいました。

京都議定書以後の国際目標を視野に、より総論的な決議案が提出され、そこで途上国の参加問題や罰則について議場全体を巻き込んだディベートがあっても面白かったのではないかと思います。

  • スポンサーコメント
 

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メリルリンチは、米国国連協会が1999年に開発した中・高校生が世界の様々な事柄を実際に体験すること通じて学習する教育プログラム、グローバル・クラスルーム®を長年にわたりグローバル・スポンサーとして支援してまいりました。現在に至るまで、グローバル・クラスルームは米国の主要都市、さらには米国外へとその活動を拡大させ、本年、日本も14番目の国としてプログラムに参加し、無事、第一回目の全日本模擬国連大会を開催することができました。

ひとえに関係各位のご支援の賜物と感謝申し上げるとともに、日本各地の高校生に国際社会を意識する場をご提供できたことを光栄に思っています。

今回大会に参加した高校生の皆さんが社会に出るころには、世界は今よりもさらに身近になっていることでしょう。情報技術の発展もあいまって、自分がどこにいると何をしているとに関わりなく、常に世界と接点を持つような世の中はもうすぐそこまで来ています。そうした大きな視野の中で、自分を再評価することがこれからの人材には求められます。模擬国連は国際社会というもっとも大きな集団をシミュレーションのフィールドとし、その中で自分の立場、相手の立場を理解しながら様々な利害を調整していきます。そこでリーダーシップをとるのであれば、さらに高度な能力が求められます。

グローバルな視野を持つことに適齢期はありません。「世界の中の自分」を意識するのは、そして、その自分を磨き始めるのは早ければ早いほどいいはずです。そのための皆さんの挑戦をメリルリンチはこれからもサポートしていきたいと思っています。

 

 

   
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