2021年度 代表挨拶

こんにちは。2021年度日本模擬国連(以下、JMUN)代表を務めます、東京大学法学部3年の鳥羽 真優子と申します。

模擬国連とは、参加する学生が一国の大使となり、主に国連を中心とした外交を模擬する活動です。昨年来、新型コロナウイルス感染症は国際的な協調の必要性とその難しさの双方を炙り出すこととなりました。模擬国連は国益についての利害対立を前提として、合意形成を目指して議論交渉をする、外交を模擬しております。模擬国連活動の意義が図らずも現実に明確化されたことに一会員としても驚きと共に真摯に活動に取り組む必要性を痛感する日々です。

模擬国連活動の特色は、内容面と能力面のおおよそ2点に分類されるでしょう。1点目の内容面はほとんどの場合正面から国際情勢・問題について取り上げ、これを担当国の視点、もしくは会議作成者の視点から深掘りする点です。昨今、グローバリゼーションをはじめとするワードが飛び交い、様々な国際系サークルが存在しております。ただ、一年かけて1つのテーマを扱うことから偏りが生じたり、議論ではなく交流がメインであったりとその実態は様々です。模擬国連においては、一年に複数回の会議を開催し、その議題はテーマは多岐にわたるものの、各国の利害が対立した問題が多く、担当国視点で国益を踏まえて準備することからかなりの深度で取り組むことが可能な点が特徴的であると言えるでしょう。2つ目の能力面に関しては、模擬国連は国際系・学術系、双方を横断するような活動と言えるようなものであり、英語を用いたリサーチを通じて国際問題に対して外国語でのアプローチも可能であるほか、議論だけでなく交渉も重視していることから、より実践的に合意形成について考えることができる活動となっております。

JMUNは、模擬国連を通じて社会に貢献できる人材を輩出することを目的としており、模擬国連活動の発展・普及のため、全国大会の開催をはじめとした様々な事業を行ってまいりました。今年一年は、去年に引き続き、新型コロナウイルス感染症の感染動向を見ながら手探りの活動となるかと思いますが、期間が限られる大学生活の中で、模擬国連が会員の皆様にとって何かしら有意義なものとなるよう、全力を尽くして参る所存です。関係者の皆様におかれましては、本年もどうぞJMUNをよろしくお願い申し上げます。

2021年日本模擬国連代表部 代表
東京大学法学部3年
鳥羽 真優子

 

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